Newsお知らせ

2026.02.20

退院の、その先へ

退院の、その先へ

生活の中でこそ深まる、リハビリの本質

病院で働いていると、どうしても「退院」がひとつの区切りになります。

でもその先の生活は、どうなっているんだろう。
家族と、どんな時間を過ごしているんだろう。

送り出したあと、ふと考えたことはありませんか。

訪問看護に来て、初めて見える景色があります。

疾患や障害だけでなく、
好きな場所や習慣。
大切にしている物や写真。
家族との関係や、これまで歩んできた人生。

サマリーには書ききれない背景が、そこにあります。

リハビリは、筋力や可動域だけを見るものではありません。

「どんな人生を歩みたいのか」
「何を大切にして生きていきたいのか」

その想いを知りながら、日常の中にリハビリを組み込んでいく。

家にある物や環境を使うことは、難しさでもあり、面白さでもあります。

特別な器具がなくても、生活そのものがヒントになる。

生活の中で本当に使える力かどうかが、自然と見えてくる世界。

少し厳しくて、でも誠実。

急性期や回復期で磨いてきた力が、生活というフィールドで、さらに深まります。

退院はゴールではありません。
その人の人生は、そこから続いていく。

私たちは「生きた証」に寄り添いながら、その人らしい日常を支えるリハビリを仲間とともに届けています。