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2025.08.01

3年前にお看取りで関わらせていただいたご主人との、偶然の再会
ふとした再会に、心がほどけた日
3年前にお看取りまで関わらせていただいた方のご主人と偶然の再会。
ある日、かつて訪問していたお宅の前を通りかかると、ご主人がちょうど外に出てこられていました。
「あ、リバティさん。お世話になりました。今年で3回忌、早いねぇ。話し相手がいなくなって寂しいけど、本当に良い最期だったよ。良かったら、お線香あげていってくれる?」
そう声をかけてくださり、久しぶりにご自宅にお邪魔しました。
お部屋には、私たちとお花見に行った時の写真が大きく額に入れられ飾られていて、お誕生日にお渡しした花束を手に笑う、あの日の写真も、テーブルの上に。
ベッドがあった場所には、今は御仏壇があり、ふっくらと穏やかな表情のご遺影に、手を合わせました。
「妻は今ごろ、天国で両親と過ごしてるよ。見守ってくれてるから、僕も元気でやってる。」
ご主人のその言葉に、胸があたたかくなりました。
看護やリハビリは、単に“最期まで支える”仕事ではなく、その人の「生きた証」に触れ、ご家族の想いと共に記憶に残っていくものだと、改めて感じます。
そしてそれは、Libertyが大切にしている
「生きた証をすべての人へ」
「大切な人を任せたいと思えるケア」
という理念そのものでもあります。
こうして、ふとした日常の中でつながるご縁に、心から感謝した時間でした💐