Newsお知らせ
2026.06.23
支える側も、支えられている。
利用者さんから教わる、人生で大切なこと
この仕事をしていると、「もっとできることがあったのではないか」「この関わりでよかったのか」
そんな風に立ち止まることがあります。
病状が進行し、いつ何が起きてもおかしくない。
ご本人もご家族も、大きな不安や葛藤の中にいる。
そんな状況の前では、看護師としての無力さを感じることもあります。
先日、ある利用者さんが訪問を終えるスタッフにこう声をかけてくださいました。
「今日も一日ありがとうございました。」「良い夜を過ごしてくださいね。」
その方は病状が進行し、いつ急変してもおかしくない。そんな緊張感のある時間を過ごされている。
そんな中でも、その利用者さんは私たちを気遣い、ねぎらいの言葉をかけてくださったことが、本当に有り難くて…。
その時に思ったのは、私たちは利用者さんに何かを与えているようで、実はたくさんのものをいただいているということ。
看護の技術や知識ももちろん大切。
でも、人を想うこと。感謝を伝えること。限られた時間を大切に生きること。
そういう人生の本質のようなものは、利用者さんやご家族から教えていただくことの方が多いのかもしれません。
看護師という仕事は、人の人生に深く関わる仕事。
だからこそ大変で、
だからこそ苦しくて、
だからこそ尊い。
利用者さんの何気ない一言に、もう少し頑張ろうと思える日がある。
そんな瞬間があるから、私たちは今日もまた訪問に向かうのだと思います。





